水族館魚図鑑-イスズミ(Kyphosus vaigiensis)

イスズミは磯釣りの外道として知られている魚、夏は磯臭くて美味しくないこと言われています。

釣られた際にショックのため排泄物を出すことから「ババタレ」や「クソタレ」などと呼ばれることもあります。

 

 

イスズミについて!

イスズミは体長60cm以上に成長するスズキ目イスズミ科イスズミ属の魚です。

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イスズミは褐色や灰色の体色をしており、頭部には黄褐色の模様があります。(体側には薄い縦のラインが数本あります。)

メジナに似ていますが、イスズミは背鰭の棘数が10~11本で、メジナは14~15本であることから見分けることができます。

他のイスズミ属の魚(ノトイスズミやミナミイスズミ)などとは背鰭の軟条数が14、尻鰭の軟条数が13であることから見分けることができます。

 

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浅瀬にいる個体は上のように体側に白色の水玉模様が表れ、これは上空から鳥に狙われにくくするためだと言われています。

食性は雑食で藻類や海藻、甲殻類などを捕食しています。

 

和名 イスズミ
学名 Kyphosus vaigiensis
英名 Brassy chub
スズキ目(Perciformes)
イスズミ科(Kyphosidae)
イスズミ属(Kyphosus)
分布

インド洋~太平洋

生息環境 岩礁

イスズミはインド洋~太平洋の岩礁地帯に生息しており、国内では本州中部以南で見られます。

日本国内では南方に行くほど魚影が濃くなるようです。

姿の似ているメジナと同じような環境で見られますが、イスズミの方が外洋でも見られるようです。

定置網などで漁獲され、夏は磯臭いですが冬は美味だと言われ、人や地域・季節によって味の評価が大きく変わる魚です。(夏は動物性食が強く、冬は海藻等を主食としているためと言われています。)

磯釣りの外道として定番で、引きは強いですがあまり喜ばれない魚です。

イスズミを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

イスズミを展示しているJAZA加入の施設は20ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

イスズミと小樽水族館

小樽水族館では本館内にてイスズミを展示しています。

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小樽水族館では北海道では見られないような魚を展示している水槽でイスズミを展示しています。

この水槽ではイスズミの他にコブダイ、イサキ、オヤビッチャ、マダイ、メジナが展示されています。

本州では一般的に展示されているイスズミですが、北海道では小樽水族館のみで展示されています。

イスズミと鴨川シーワールド

鴨川シーワールドではエコアクアロームにてイスズミを展示しています。

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鴨川シーワールドでは上のように様々な魚が大量に展示されている水槽の中でイスズミを展示しています。

この水槽ではイスズミの他に、テングハギ、ニセカンランハギ、ヘダイ、クエ、オオニベ、ヒゲダイ、ヒラスズキ、カワハギなど20種類以上の魚が展示されています。

サンゴ礁で見られるようなカラフルな魚は展示されていませんが、本州でも見られるような身近な魚を多く展示しています。

イスズミと志摩マリンランド

志摩マリンランドでは回遊水槽にてイスズミを展示しています。

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志摩マリンランドではドーナツ型の回遊水槽内でイスズミを展示しています。

この水槽では約50種類近くの魚が展示されており、水槽の名前の通りアジ科の回遊を行う魚が多く展示されています。

イスズミの展示数は多くなく、単独で水槽をグルグルと回っていました。

イスズミを展示している施設の一覧

イスズミを展示しているJAZA加入の施設は20ヵ所です。

小樽水族館 男鹿水族館 鴨川シーワールド
八景島シーパラダイス 新潟市水族館 上越水族博物館
越前松島水族館 宮津水族館 鳥羽水族館
志摩マリンランド 伊勢シーパラダイス 串本海中公園
須磨水族園 しまね海洋館 玉野海洋博物館
桂浜水族館 足摺海洋館 宮島水族館
大分マリーンパレス かごしま水族館  

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。