水族館魚図鑑-トウヨシノボリ(Rhinogobius kurodai)

トウヨシノボリは沖縄を除く日本各地で見られる、ヨシノボリの仲間の中でも生息数が多い種類です。

日本の他では朝鮮半島にも生息しています。

 

 

トウヨシノボリについて!

トウヨシノボリは体長10cm程度に成長するスズキ目ハゼ科ヨシノボリ属の魚です。

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トウヨシノボリは茶褐色の地味な体色をしていますが、尾鰭付け根に橙色の模様があり、目の付近には赤色の線があります。

この尾鰭の橙色の模様が名前の由来になっており、漢字では「橙葦登」と書きます。

食性は肉食で甲殻類や水生昆虫など底部の小型生物を捕食しています。

 

和名 トウヨシノボリ
学名 Rhinogobius kurodai
英名 Amur goby
スズキ目(Perciformes)
ハゼ科(Gobiidae)
ヨシノボリ属(Rhinogobius)
分布

日本、朝鮮半島

生息環境 岩礁

トウヨシノボリは日本や朝鮮半島で見られ、国内では沖縄を除く広い範囲で見ることができます。

生息環境は河川や湖沼で、河川では中流域の水深の浅い場所で多く見られます。

トウヨシノボリは他のヨシノボリよりも適応力が高く、他のヨシノボリが繁殖できないような環境でも繁殖できるようです。

産卵期は5~6月の初夏で石の下にオスが産卵用の巣を作り、メスを誘い込みます。

メスが産卵するとオスが孵化するまで卵を守ります。

孵化した稚魚は海に降りていくと考えられていますが詳しい生態は分かっていません。(湖沼で孵化した場合は海に繋がっていないので、その限りではありません。)

現在ヨウヨシノボリとされているものは様々な型に分けられているので更に種が分かれる可能性が高いようです。

全国のアユの放流に紛れて全国に移入されており、その地域のトウヨシノボリや他のヨシノボリを圧迫することも起きています。

一般的には食用として利用されませんが、唐揚げや佃煮として食べられることがあります。

トウヨシノボリを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

トウヨシノボリを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

トウヨシノボリと鳥羽水族館

鳥羽水族館では日本の川エリアにてトウヨシノボリを展示しています。

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トウヨシノボリを展示している水槽では、トウヨシノボリの他にボウズハゼやシロヒレタビラが展示されています。

私が訪れた際はボウズハズもシロヒレタビラも姿を隠してトウヨシノボリしかいませんでしたが…

日本の川エリアはジャングルワールドエリアなど世界の綺麗な淡水魚を展示しているエリアに比べると地味な見た目をした魚が多いですが、良く見ると繊細で綺麗な見た目をした魚も多いのでゆっくり観察してみてください。

トウヨシノボリを展示している施設の一覧

トウヨシノボリを展示しているJAZA加入の施設は12ヵ所です。

加茂水族館 福島海洋科学館 狭山智光山動物園
井の頭自然文化園 足立区生物園 なかがわ水遊園
さいたま水族館 しながわ水族館 新潟市水族館
上越水族博物館 寺泊水族博物館 琵琶湖博物館

ヨシノボリの仲間は国内で多く確認されており、水族館で展示されている種類も多いですがトウヨシノボリが最も多くの施設で展示されています。

シマヨシノボリやオオヨシノボリ、カワヨシノボリ、ゴクラクハゼも多くの施設で見ることができる種類です。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。