キクラ・ピクティは2006年に記載されたシクリッドの仲間で、体側の縞模様と尾鰭付近の黒点が特徴の南米原産のシクリッドです。
キクラ・ピクティについて!
キクラ・ピクティは体長50cm程度にまで成長するスズキ目シクリッド科キクラ属の魚です。
キクラ・ピクティは灰褐色や黄褐色の体色に、5本の暗色の縞模様があります。
尾鰭の付け根or尾鰭に白色で縁取られた目立つ黒色の斑点があり、尾鰭の上半分と背鰭の後ろ側に白色の斑点があります。(小さな個体は尾鰭付近の黒色の斑点がありません。)
鰓蓋付近に黒色の紋がある個体もおり、個体によって模様が違います。
食性は肉食で甲殻類や魚類を捕食しています。
和名 | キクラ・ピクティ |
---|---|
学名 | Cichla piquiti |
英名 | |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | シクリッド科(Cichlidae) |
属 | キクラ属(Cichla) |
分布 |
南アメリカ大陸 |
生息環境 | 淡水 |
キクラ・ピクティは南アメリカ大陸のリオ・トカンティンス川とアラグアイア川で見られます。
観賞魚として流通することがありますが、あまり高価ではなく流通量は少ないです。
流通している個体はブリード物が多く、「アラグアイア」や「アラグアイアブルー」などの産地も明記されている場合もあるようです。
キクラ・ピクティを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
キクラ・ピクティを展示しているJAZA加入の施設は鳥羽水族館のみとなっています。
キクラ・ピクティと鳥羽水族館
鳥羽水族館ではジャングルワールドにてキクラ・ピクティを展示しています。
鳥羽水族館では上のような四角の水槽でキクラ・ピクティを展示しており、キクラ・ピクティは下~中層付近を泳いでいました。
この水槽ではキクラ・ピクティの他に、シルバーアロワナとキクラ・ピニマを展示しています。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。