バンデットグラミーは褐色の体色をしたやや地味な見た目をしたグラミーの仲間で、観賞魚として飼育されることがありますが、流通量は少ないです。
展示している水族館も少なく、JAZA加入の施設では伊勢シーパラダイスでのみ展示されています。
バンデットグラミーについて!
バンデットグラミーは体長10cm程度にまで成長するスズキ目ゴクラクギョ科Trichogaster属の魚です。
バンデットグラミーは褐色の体色に、体側に縞模様があります。
尻鰭が大きく発達しており、尻鰭、尾鰭の縁は橙色になっています。(オスの方がカラフルで大きくなります。)
食性は雑食で藻類や動物プランクトン等を捕食しています。
和名 | バンデットグラミー |
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学名 | Trichogaster fasciata |
英名 | banded gourami |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | ゴクラクギョ科(Belontiidae) |
属 | Trichogaster属(Trichogaster) |
分布 |
アジアの一部(ミャンマー、ネパール等) |
生息環境 | 湖沼 |
バンデットグラミーはミャンマーやネパール等の東南アジアに生息しています。
水田や湖沼、河川、河口などで見られます。
観賞魚として流通することがありますが、他の小型のグラミー(パールグラミー、チョコレートグラミーなど)の仲間に比べると人気は低く、流通量は少ないです。
バンデットグラミーを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年9月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
バンデットグラミーを展示しているJAZA加入の施設は伊勢シーパラダイスのみとなっています。
バンデットグラミーと伊勢シーパラダイス
伊勢シーパラダイスでは「ふれあい魚館」にてバンデットグラミーを展示しています。
伊勢シーパラダイスの「ふれあい魚館」では淡水魚を展示している水槽も多く設置されており、その中の1つでバンデットグラミーを展示しています。
この水槽ではバンデットグラミーの他に、コリドラス・ステルバイ、ブルームーンボウズハゼ、サイアミーズフライングフォックス、アフリカンランプアイなどが展示されています。
ここまで
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