水族館魚図鑑-クロホシイシモチ(Apogon notatus)

クロホシイシモチは尾柄部の模様が名前の由来になっているテンジクダイの仲間で、ネンブツダイと見た目が似ています。

一般的には食用としては利用されていませんが、一部地域では加工されて食用とされることもあるようです。 

 

 

クロホシイシモチについて!

クロホシイシモチは10cm以上に成長するスズキ目テンジクダイ科テンジクダイ属の魚です。

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クロホシテンジクダイは赤みがかった体色で吻から目の後ろまで縦線が入っており、尾柄部、目の上部やや後方に黒点があります。

第一背鰭の先端部、第二背鰭は根本が黒くなっています。

同じテンジクダイ属のネンブツダイと似ていますが、ネンブツダイは背中部分にも黒いラインがありますが、クロホシイシモチには見られないので見分けることができます。

 

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上の写真のようにペアで行動している個体もいますが、大きな群れを作ることが多いです。

食性は肉食でプランクトン、子魚、小型甲殻類などを捕食しています。

夏場に繁殖期を迎え、雄が口の中で卵保護します。(メスは卵を産んだ後はオスに追い払われるのだとか…)

普通にメスが産卵を行い、お尻に卵をくっつけた状態からオスが卵を口の中に丸のみにすることで保護します。

孵化までは1週間ほどかかり、口の中で卵を守っているため保護期間中には餌を食べる事ができません。(水族館等でも産卵することもあり、口の中で卵を守っている姿を見ることができる事もあります。)

 

和名 クロホシイシモチ
学名 Apogon notatus
英名 Spotnape cardinalfish
スズキ目(Perciformes)
テンジクダイ科(Apogonidae)
テンジクダイ属(Apogon)
分布

西部太平洋

生息環境 岩礁、サンゴ礁

日本、台湾、フィリピン、ベトナム、中国の沿岸部に生息しています。

国内では東北地方・北海道の太平洋側以外で見ることができます。

近縁種のネンブツダイよりも暖かい海域を好むため、南にいくほど数が多くなるようです。

漁港などの沿岸部にも多く見られるため、釣りの外道として釣りあげられることも多いですが一般的には食用として利用されないようです。

一部地域ではテンジクダイの仲間を煮干などにする場合もあるようです。

クロホシイシモチを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

クロホシイシモチを展示しているJAZA加入の施設は24ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

クロホシイシモチとマリンワールド海の中道

マリーンワールド海の中道では九州の近海エリアでクロホシイシモチを展示しています。

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クロホシイシモチを展示している水槽は上のように家が設置されているオシャレな水槽です。

クロホシイシモチの他にナガサキスズメダイ、イサキ、ドチザメ、ゴンズイ、サクラダイなどを展示しています。

その中でもクロホシイシモチの展示数は多く水槽の到る所で見られますが、2匹ペアでいる個体達と数十匹でまとまっているグループに分かれていました。

水槽も明るく観察しやすい水槽なので是非観察してみてください。

クロホシイシモチを展示している水族館の一覧

クロホシイシモチを展示しているJAZA加入の施設は24ヵ所です。

小樽水族館 サンピアザ水族館 登別ニクス
サンシャイン水族館 葛西臨海水族園 しながわ水族館
八景島シーパラダイス 新潟市水族館 東海大海洋博物館
碧南水族館 名古屋港水族館 宮津水族館
鳥羽水族館 志摩マリンランド 串本海中公園
大阪海遊館 玉野海洋博物館 桂浜水族館
足摺海洋館 宮島水族館 海の中道水族館
ペンギン水族館 大分マリーンパレス かごしま水族館

日本各地で見られる魚なんで多くの施設で展示されています。

テンジクダイの仲間の中ではネンブツダイの次に多くの施設で展示されている種類です。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。