水族館魚図鑑-クモハダオオセ(Orectolobus maculatus)

クモハダオオセは3m以上に成長した記録もあるオオセの中でも大型に成長する魚で、名前の由来にもなっている白色の輪状の模様が特徴です。

日本で見られるオオセよりも模様が特徴的なので見分けることができます。

 

 

クモハダオオセについて!

クモハダオオセは最大で2m近くまで成長するテンジクザメ目オオセ科オオセ属の魚です。

最大で3mを超えた個体の記録もあるようです。

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クモハダオオセは茶褐色系の個体が多く、白色の輪状の模様が多数あります。

茶色の帯状の模様が数個あり、特に背中側は濃い茶色になり、胸鰭は大きく発達しています。

尻鰭と尾鰭が近くに位置しており、背鰭は2基あります。

 

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オオセの仲間は上のように口の端にヒラヒラとしたヒゲがあり、平べったい形をしています。 

皮弁は6本~10本で、白色の輪状の模様を持つことで他のオオセと見分けることができます。

食性は肉食で底部で待ち構えて甲殻類や他のサメ・エイなどを捕食します。

大型に成長するサメですが、集団で近くにまとまることも多いようです。

一般的には人間に対しては温厚ですが、近づきすぎたり触ったりすると噛みつかれる事があります。(漁師の足を噛み切ったこともあるとか…)

 

和名 クモハダオオセ
学名 Orectolobus maculatus
英名 Spotted Wobbegong
テンジクザメ目(Orectolobiformes)
オオセ科(Orectolobidae)
オオセ属(Orectolobus)
分布

インド洋~中部太平洋

生息環境 岩礁

クモハダオオセはインド洋~中部太平洋の岩礁地帯・サンゴ礁に生息しており、国内で見ることはできません

オオセ科の種類は見た目が似ており、同定が難しいですが日本近海にはオオセのみが生息しています。(かつてはクモハダオオセ、カラクサオオセも見られるとされていましたが、2008年にこれは誤りだと分かりました。)

雲のように白色の斑紋があることが名前の由来になっており、雲のような模様をしたオオセです。

卵胎生で妊娠期間は1年間、1回に20cm程度の子供を20尾~37尾程度を出産します。

オーストラリアなどでは漁業の対象として漁獲されています。

クモハダオオセを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年8月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

クモハダオオセを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

クモハダオオセとマリンワールド海の中道

マリンワールド海の中道では外洋大水槽にてクモハダオオセを展示しています。

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クモハダオオセは基本的に底部で休んでいる種類なので非常に写真を撮りやすく、泳いでいる場合も泳ぐスピードは遅いです。

しかし、大きな水槽で奥行もあるので姿を見れない時はずっと姿が見れないかもしれません。

私が訪れた際は泳ぐ姿も底で休んでいる姿も見ることができました。

展示されている大きなオオセは10年以上の長期飼育されている個体のようです。

クモハダオオセを展示している水族館の一覧

クモハダオオセを展示しているJAZA加入の施設は記載では1ヵ所です。

八景島シーパラダイス    

しかし、マリンワールド海の中道(2020年8月)、大洗水族館(2020年3月)で展示されているのを確認しました。

大洗水族館ではスポッテッドウォビゴングという名前で展示されていました。

 

ここまで

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