水族館魚図鑑 水族館魚図鑑-エイ

水族館魚図鑑-カラスエイ(Pteroplatytrygon violacea)

カラスエイは体色がカラスのように黒いことが名前の由来となっており、アカエイ科としては珍しく外洋に生息している種類です。

 

 

カラスエイについて!

カラスエイは体盤の幅が80cm以上に成長するトビエイ目アカエイ科カラスエイ属の魚です。

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カラスエイはカラスのような黒色や茶褐色の体色をしており、体盤の形が幅広い台形のような形になります。

上の個体は尾が短いですが、普通は更に短く長い尾を持っています。(ちぎれている??)

尾には鋭い毒針を持っているため、取り扱いには注意が必要です。

 

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カラスエイの裏側は上の写真ようになっており、口だけ見るとネコのような口の形をしています。

アカエイ科のエイの中では珍しく、鋭く尖った歯を持っています

 

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外洋に生息しているため、他のアカエイ科とは違い胸鰭を羽ばたかせるようにして泳ぐため、遊泳力が高くなっています。

食性は肉食で甲殻類や軟体動物、魚類などを幅広く捕食しており、獲物を胸鰭で抱え込んで口に運ぶ変わった食べ方をします。 

 

和名 カラスエイ
学名 Pteroplatytrygon violacea
英名 Pelagic stingray
スズキ目(Myliobatiformes)
アカエイ科(Dasyatidae)
カラスエイ属(Pteroplatytrygon)
分布

世界中の温帯・熱帯域

生息環境 外洋

カラスエイは世界中の温帯・熱帯域に生息しています。(水温19度以上を好み、暖流を追って季節回遊を行っています。)

国内では神奈川県~鹿児島県、琉球列島などで見られます。

他のアカエイ科の種類が沿岸部で見られるのに対し、カラスエイは外洋で見られます。

卵胎生で、年に2回6匹前後の出産を行います。(妊娠期間は2~4ヵ月と短く、赤道付近で出産を行うようです。)

定置網や延縄で漁獲されることがありますが、日本国内では一般的に食用として利用されていません。(インドネシア等の一部の地域では食用として利用されることもあるようです。)

漁業で混獲され、廃棄されることもあるありますが、カラスエイを捕食するサメなどの減少により生息数は増えていると考えられています。

カラスエイを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

カラスエイを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

カラスエイと東海大海洋博物館

東海大海洋博物館では駿河湾の生きものエリアにてカラスエイを展示しています。

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東海大海洋博物館では上のようなレイアウトのない水槽でカラスエイを展示しています。

この水槽ではカラスエイの他にイトヒキアジ、ヒレナガカンパチ、コバンアジ、コバンザメ、オニアジ、オキアジ等が展示されています。

カラスエイを展示している施設の一覧

カラスエイを展示しているJAZA加入の施設は5ヵ所です。

福島海洋科学館 鴨川シーワールド 東海大海洋博物館
足摺海洋博物館 かごしま水族館  

カラスエイは他のアカエイ科の有名種に比べると展示施設は少ないですが、各地域に展示施設がばらけているので見に行きやすいかもしれません。 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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