水族館魚図鑑-カマツカ(Pseudogobio esocinus)

カマツカは砂底の環境に生息しているコイ目コイ科の魚で、美味しい魚とされており、食用として利用されています。

驚いたり、外敵が現れると砂に潜る習性から「スナモグリ」、「スナホリ」と呼ばれることもあります。

 

 

カマツカについて!

カマツカは体長20cm程度にまで成長するコイ目コイ科カマツカ属の魚です。

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カマツカは細長い体型で、体側には不規則な暗色の斑紋が複数あり、胸鰭と腹鰭が大きく発達しています。

吻が突き出た形状をしており、口ヒゲが1対あります。

体色には個体差がありますが、腹側は白色になっています。

食性は雑食で、水生昆虫や藻類を捕食しています。(砂ごと口に吸い込み、砂は鰓蓋から放出することで、砂の中に隠れている餌を捕食します。)

 

和名 カマツカ
学名 Pseudogobio esocinus
英名 Pike gudgeon
コイ目(Cypriniformes)
コイ科(Cyprinidae)
カマツカ属(Pseudogobio)
分布

日本、朝鮮半島、中国北部等

生息環境 河川

カマツカは岩手・山形以南の本州、四国、九州、中国北部、朝鮮半島に生息しています。

河川の上流~中流、湖沼の砂底の環境に生息しています。

臆病な性格をしており、外敵が現れると砂の中に潜る習性があります。(この事から「スナホリ」、「スナモグリ」などと呼ばれることもあります。)

昔から食用として利用されている魚で、天ぷらや塩焼きで調理されます。

食用として利用される他に、ユニークな生態や見た目から観賞魚として飼育されることもあります。

カマツカを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

カマツカを展示しているJAZA加入の施設は28ヵ所となっています。

展示施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

 

カマツカと東山動物園

東山動物園では世界のメダカ館にてカマツカを展示しています。

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東山動物園ではカワムツと同じ水槽でカマツカを展示しており、底の方で石に付着した藻類を捕食している姿を見ることができました。

世界のメダカ館は名前の通り、世界中のメダカを集めて展示している施設ですが、メダカの仲間の他に日本淡水魚も展示されています。(ウシモツゴやアユモドキ、ミヤコタナゴなど絶滅が危惧されている日本の淡水魚も展示されています。)

カマツカを展示している水族館の一覧

カマツカを展示しているJAZA加入の施設は28ヵ所となっています。

男鹿水族館 福島海洋科学館 井の頭文化園
なかがわ水遊園 鴨川シーワールド さいたま水族館
サンシャイン水族館 葛西臨海水族園 しながわ水族館
富山ファミリーパーク いしかわ動物園 東山動物園
寺泊水族博物館 富士水族館 琵琶湖博物館
京都水族館 鳥羽水族館 大阪海遊館
須磨水族園 城崎マリンワールド 姫路水族館
徳山動物園 おさかな館 宮島水族館
熊本市動植物園 海の中道水族館 大分マリーンパレス
かごしま水族館    

カマツカを展示している施設は多いですが、生息域の関係上、東北以北の施設ではほとんど飼育されていません

展示している施設でも大きな水槽の中に他の魚と一緒に展示されている事が多く、カマツカを見つけることができない場合も多いです。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。