水族館甲殻類図鑑-スベスベマンジュウガニ(Atergatis floridus)

スベスベマンジュウガニは有毒のカニとして有名な種類で、千葉県以南の太平洋の岩礁で見られる種類です。 

小型の種類で食べようとする人もいないためか、2000年時点では中毒事故は確認されていないようです。

 

 

スベスベマンジュウガニについて!

スベスベマンジュウガニは甲幅が5cm程度にまで成長する十脚目オウギガニ科マンジュウガニ属のカニの仲間です。

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スベスベマンジュウガニの体色は個体差が大きく、褐色系の体色をしています。

甲羅には個体差の大きい淡色の模様があり、左右対称となっています。

甲羅の表面がスベスベしている事が和名の由来だと思われます。

 

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鋏脚の先端付近は黒色になります。

食性は雑食で海藻や貝類、多毛類等を捕食しています。

 

和名 スベスベマンジュウガニ
学名 Atergatis floridus
英名  
十脚目(Decapoda)
オウギガニ科(Xanthidae)
マンジュウガニ属(Atergatis)
分布

インド洋~西部太平洋

生息環境 岩礁 

スベスベマンジュウガニはインド洋~西部太平洋に生息しており、国内では千葉県以南の太平洋側で見られます。

水深の浅いサンゴ礁や岩礁で見られます。

有毒なカニとして日本で一番知名度があるカニですが、小型な事もあり中毒事故の報告はありません

生息地により毒成分が異なり、餌によって毒性が変わると考えられています。

同じオウギガニ科のウモレオウギガニは国内での死亡事故もあります。

スベスベマンジュウガニを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2020年10月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

スベスベマンジュウガニを展示しているJAZA加入の施設は21ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

スベスベマンジュウガニと東海大海洋博物館

東海大海洋博物館では「きらきら☆ラグーン」エリアにてスベスベマンジュウガニを展示しています。

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東海大海洋博物館では上のような紫っぽい個体が展示されており、体に苔が生えているので甲羅の模様が見にくいです。

このエリアではスベスベマンジュウガニの他にアカテガニ、ニシキテッポウエビ、ヒメセビエビ、スザクサクラエビなどの甲殻類も展示されています。

スベスベマンジュウガニと伊勢シーパラダイス

伊勢シーパラダイスではウオアシスエリアにてスベスベマンジュウガニを展示しています。

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伊勢シーパラダイスで展示されている個体は小さく、上のように苔が生えており甲羅が良く見えませんでした。

ウオアシスでは甲殻類が少し展示されており、オトヒメエビ、ショウグンエビ、フリソデエビが展示されています。

スベスベマンジュウガニを展示している施設の一覧

スベスベマンジュウガニを展示しているJAZA加入の施設は21ヵ所です。

小樽水族館 登別ニクス 加茂水族館
足立区生物園 鴨川シーワールド 葛西臨海水族園
しながわ水族館 八景島シーパラダイス 寺泊水族博物館
京都水族館 鳥羽水族館 志摩マリンランド
伊勢シーパラダイス 串本海中公園 NIFREL
姫路水族館 桂浜水族館 足摺海洋館
海の中道水族館 大分マリーンパレス かごしま水族館

スベスベマンジュウガニは知名度が高い事もあり、展示施設は多い種類となっています。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。