水族館甲殻類図鑑-トヤマエビ(Pandalus hypsinotus)

トヤマエビは日本海~ベーリング海に生息するタラバエビの仲間で、一般的にはボタンエビという名称で流通しています。(和名がボタンエビという種類が別におり、そちらは本ボタンエビなどと呼ばれて区別されることがあります。)

美味で高値で取引されており、寿司のネタなどに利用されています。

 

 

トヤマエビについて!

トヤマエビは体長20cm程度にまで成長する十脚目タラバエビ科タラバエビ属のエビです。

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トヤマエビは生きている間は上のように赤みのある褐色ですが、死後は明るい朱色になります。

胸甲の側面に不規則な白色な斑点があり、腹側には褐色の縞模様があります。

命名した際の標本を採取したのが富山湾で獲られた事が名前の由来だと言われています。

孵化して2年半~4年半でオス⇒メスへと性転換します。

 

和名 トヤマエビ
学名 Pandalus hypsinotus
英名 Coonstripe Shrimp
十脚目(Decapoda)
タラバエビ科(Pandalidae)
タラバエビ属(Pandalus)
分布 日本海~ベーリング海
生息環境 河川、外洋

トヤマエビは日本海全域~ベーリング海に生息しています。

 水深100~400m付近にまで生息しています。

産卵期は地域によって大きく異なり、卵を半年~10か月間抱いて保護します。

主に北海道や東北・北陸の日本海側で漁獲されており、底引き網などで漁獲されています。

生で食べられる事が多いですが、汁物や焼いて調理されることもあります。

トヤマエビを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年1月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

トヤマエビを展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

トヤマエビとサンピアザ水族館

サンピアザ水族館では1Fの展示エリアにてトヤマエビを展示しています。

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サンピアザ水族館では上のような明るい水槽でトヤマエビを展示しており、他の施設が暗い水槽で展示している中、非常に観察しやすい水槽となっています。

この水槽ではトヤマエビの他にタカアシガニ、ズワイガニ、ケガニが展示されています。

トヤマエビと名古屋港水族館

名古屋港水族館では深海ギャラリーエリアにてトヤマエビを展示しています。

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名古屋港水族館では上のような暗い水槽でトヤマエビを展示しており、暗い水槽の中で胸部の白色の斑点が目立ちます。

この展示の近くではイガグリガニ、ヒラアシクモガニ、オオコシオリエビなどの深海に生息する甲殻類が展示されています。

名古屋港水族館は太平洋側では数少ないトヤマエビを展示している施設です。

トヤマエビを展示している施設の一覧

トヤマエビを展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。

登別ニクス 加茂水族館 新潟市水族館
上越水族博物館 のとじま水族館 越前松島水族館
名古屋港水族館 城崎マリンワールド  

生息地の関係上、展示施設のほとんどが北海道~東北・北陸の日本海側に集中しています。

 

ここまで

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