動物図鑑 動物図鑑-鯨偶蹄目

動物図鑑-アメリカバイソン(Bison bison)

アメリカバイソンは北米大陸の一部に飛び地的に分布しているバイソンの仲間で、一時は絶滅寸前まで個体数が減少しましたが、保護活動の成果で個体数は少しずつ回復しています。

バイソン属には本種の他にヨーロッパバイソンがいますが、野生絶滅しており、ごく一部の地域に再導入されています。

アメリカバイソンについて!

アメリカバイソンは体長300cm以上に成長する偶蹄目ウシ科バイソン属の哺乳類です。

メスよりもオスの方が大型に成長する傾向があります。

アメリカバイソンは茶色の体毛に覆われており、頭部や前脚の体毛は他の部分よりも黒っぽいです。

頭部には1対の湾曲した角があり、最大で50cm程度になります。

オス同士は角を突き合わせて争う事もあります。

体の割に目は小さく、頭部の頬より下側からは長い毛が生えています。

食性は草食で草木、木の葉、芽などを食べています。

和名アメリカバイソン
学名Bison bison
英名American bison
鯨偶蹄目(Cetartiodactyla)
ウシ科(Bovidae)
バイソン属(Bison)
分布北米大陸の一部
生息環境草原

アメリカバイソンはアメリカのアイダホ州、アリゾナ州、カリフォルニア州、サウスダコタ州、モンタナ州、ワイオミング州、ユタ州、カナダの一部などに分布しています。

以前は現在よりも広い地域に分布していましたが、多くの地域で絶滅しており、地域によっては再導入が進められています。

草原や森林に生息しており、以前は季節によって大規模な移動を行っていました。

6~9月に交尾を行い、妊娠期間は約285日で、1度に1頭を出産します。

アメリカ大陸の先住民はバイソンを重要な食用として狩猟しており、肉の他に毛皮も重宝していました。

その後、白人が北米大陸に上陸した後に毛皮を利用するために銃器を使った大規模な狩猟を行い、生息数は激減します。

更に、先住民は特に食料をバイソンに依存した生活を行っていたため、北米大陸に上陸した白人は先住民が当時の政府に頼らざるえない状況を作るためにバイソンを大量に殺していきました。

この際に殺したバイソンはほとんど利用されずに捨てておかれたようです。(これにより先住民は食料を政府からの配給に頼る生活を受け入れざるを得なくなりました。)

上記なような事もあり、バイソンはほとんどの分布域で姿を消していき、白人が上陸する前は個体数が6,000万頭とも推定されていましたが、1890年には500頭程度にまで激減しています。

その後、保護活動が進められたことにより個体数は回復し、2014年には約3万程度にまで回復したと言われています。(商業用には約30万頭が飼育されています。)

アメリカバイソンを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

アメリカバイソンを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

アメリカバイソンと上野動物園

上野動物園ではバイソンエリアにてアメリカバイソンを展示しています。

上野動物園では上野のような野外展示場と屋内の展示場がありますが、屋外の展示場の方が観察しやすいです。

展示されている個体は千葉市動物公園から来園したもので、来園時に妊娠しており、上野動物園で出産したものも合わせて3頭が飼育??

この近くではオグロプレーリードッグという人気の高い小型のげっ歯類が展示されています。

アメリカバイソンと東山動物園

東山動物園ではアメリカゾーンにてアメリカバイソンを展示しています。

東山動物園では2021年5月時点で4個体?が展示されており、東山動物園生まれの個体も展示されています。

群れで展示されており、個体同士でコミュニケーションをとる姿を見ることができます。

このエリアではアメリカバイソンの他にカナダヤマアラシ、シンリンオオカミ、オグロプレーリードッグ、トナカイ、アメリカビーバー、ハクトウワシを展示しています。

アメリカバイソンを展示している施設の一覧

アメリカバイソンを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

おびひろ動物園盛岡市動物公園岩手サファリ
群馬サファリ東武動物公園上野動物園
富山ファミリーパーク富士サファリ日本平動物園
浜松動物園東山動物園アドベンチャーワールド
姫路セントラルパーク池田動物園九州サファリ
フェニックス動物園   

ここまで

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