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水族館魚図鑑-ムーンライター(Tilodon sexfasciatus)

 

 

 

ムーンライターについて!

 ムーンライターは40cmにまで成長するスズキ目カゴカキダイ科の魚です。

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日本にも生息しているカゴカキダイとシルエットは似ており、カゴカキダイが黄色と黒の縦縞なのに比べ、ムーンライターは横縞模様になっています。

体の色は小さい個体はクリーム色に黒色の横縞模様ですが、大きくなると上の画像のように白と黒の横縞模様になります。

カゴカキダイと同じく小さい個体には背鰭の後方に黒点が1つあるのですが、上のような成魚では確認できません

 

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正面から見るとこのような顔をしています。

吻から背鰭に向かうにつれ急に盛り上がっているためか、正面から見るとイカツイ見た目になっています…

 

和名 ムーンライター
学名 Tilodon sexfasciatus
英名 Moonlighter
スズキ目(Perciformes)
カゴカキダイ科(Microcanthidae)
Tilodon属(Tilodon)
分布

オーストラリア南部

生息環境 岩礁

ムーンライターはオーストラリア南部~西岸部に生息しているオーストラリア固有種です。

Tilodon属は本種のみで構成されています。

現地では食用として利用される他に、観賞魚としても利用されているようです。

成魚は水深120mまでの深さの岩礁地帯に生息していますが、幼魚は入り江や河口などの浅い場所で見られます。

ムーンライターを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ムーンライターを展示しているJAZA加入の施設は3ヵ所となっています。

葛西臨海水族園 しながわ水族館 鳥羽水族館

 

ムーンライターと葛西臨海水族園

葛西臨海水族園ではオーストラリア南部水槽にてムーンライターを展示しています。

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葛西臨海水族園に展示されているムーンライターは背鰭の後方にうっすらと黒い斑点が見える個体が展示されていました。(2019年に撮影なのでもう消えているかもしれません)

この目のような黒い点は捕食者に背鰭の模様を目だと思わせるためのものだと言われています。

ムーンライターと しながわ水族館

しながわ水族館ではタスマン海の生物たち水槽にてムーンライターを展示しています。

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しながわ水族館に展示されているムーンライターは葛西臨海水族園の個体よりも成熟した個体が展示されています。

この水槽ではムーンライターの他にホースシュー・レザージャケットやオーネイト・カウフィッシュといった珍しい魚を展示しています。

オーストラリア南部に生息する珍しい魚を展示している水槽なので、しながわ水族館を訪れた際は是非観察してみてください。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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