今回紹介するオキシドラスはアマゾン川流域に生息する大型のナマズの仲間です。
大型になることもあり、観賞魚として国内に輸入されたり、現地では重要な食料として重宝されているようです。(ナマズの仲間は大型の種類も多く世界中で貴重な食料として食べられています。)
オキシドラスについて!
オキシドラスは最大1mを超える大型のナマズの仲間です。
身体の真ん中をアジのゼイゴのような鱗があります。
体を鱗が変化した骨盤で覆われており、これで外敵から身を守っているようです。
体色は黒っぽいものから茶色っぽいものまで環境によって異なり、斑点がある個体もいるようです。
(どうでもよいですが、右下のピンクの可愛らしい魚はフラミンゴシクリッドです)
顔はこのようになっており、一見するとナマズの仲間には見えないかもしれません。
顔が小さく、細長い顔をしています。
口が下に付いていることから分かるように、川底にいる小動物を食べて生活しているようです。(雑食性)
見た目は少し怖いですが、温和な性格で観賞魚として輸入されることもあるようです。
和名 | オキシドラス |
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学名 | Oxydoras niger |
英名 | Ripsaw catfish |
目 | ナマズ目(Tetraodontiformes) |
科 | ドラス科(Tetraodontidae) |
属 | Oxydoras属(Oxydoras) |
分布 |
アマゾン川流域、パラグアイ川流域 |
生息環境 |
オキシドラスはOxydoras属で最大の種類となっています。
大きくなる種類ですが、雑食性で植物性のエサも食べるようです!
オキシドラスを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
オキシドラスはJAZA加入の施設のうち、15ヶ所で展示されています。
小樽水族館 | 桐生が丘動物園 | なかがわ水遊園 |
さいたま水族館 | サンシャイン水族館 | しながわ水族館 |
八景島シーパラダイス | 寺泊水族博物館 | アクア・トトぎふ |
鳥羽水族館 | 大阪海遊館 | のいち動物公園 |
しまね海洋館 | おさかな館 | 大分マリーンパレス |
意外と多くの水族館で展示されています!
オキシドラスと しながわ水族館
しながわ水族館では世界の大河エリアで展示されています。
様々な大型淡水魚が展示されており、大きなオキシドラスも展示されています。
オキシドラスの他に、レットテールキャットやタイガーショベルノーズキャットという大型ナマズも展示されています。
水槽が暗いのが難点ですが、大型淡水魚の展示では都内の水族館で最も迫力のある水槽です!(アジアアロワナ、シルバーアロワナやガーも複数います! ちょっと前までは大きなピラルクもいたようです…)
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。