今回紹介する魚は2017年に新種登録されたばかりのヒメタツというヨウジウオの仲間です!
ヒメタツについて!
ヒメタツは最大で10cmほどのタツノオトシゴの仲間です。
ヒメタツは2017年に新種登録された種類ですが、生息数が少ないわけではありません。
これまでタツノオトシゴと呼ばれていた種類が実は2つの種類だと判明したためです。(水俣で発見されたタツノオトシゴが他のタツノオトシゴと違う!というのがきっかけのようです。)
最近まで同種とされていただけあって、両種を比較しても「言われてみれば若干違うような…」くらいの違いしか分かりませんでした…
個人的にはヒメタツの方が頭部の突起がカッコいいです!
和名 | ヒメタツ |
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学名 | Hippocampus haema |
英名 | Korean Seahorse |
目 | トゲウオ目(Gasterosteiformes) |
科 | ヨウジウオ科(Syngnathidae) |
属 | タツノオトシゴ属(Hippocampus) |
分布 |
日本海沿岸~東シナ海 |
生息環境 | 海藻 |
日本海〜東シナ海に生息しており、水俣に大量発生しているのがニュースになったこともあります。(生き物に詳しくない人にも見つかったばかりの新種が大量発生!と書けばインパクトありますよね!)
ヒメタツを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
まだ見つかって日が経っていないためか、JAZAへの登録はありません。
ネット上で調べると しながわ水族館 浅虫水族館等で飼育されているようです!
ヒメタツと しながわ水族館
しながわ水族館では、珍しい魚たちというエリアにて展示されています。
このエリアでは、ビッグベリーシーホースやタイガーシーホースという別種のタツノオトシゴも見る事が出来ます!
自然界でもアマモなどの海藻に絡みついていることが多いようです。
野外でこんな感じで擬態されると見つけられませんよね…
しながわ水族館で展示されている3種のタツノオトシゴの仲間は全て、繁殖の実績があり水槽内に多くの個体が展示されているのが特徴です!
https://shinagawa.keizai.biz/headline/3078/
品川経済新聞にも掲載されていたようです!
まだまだ見つかったばかりでヒメタツとして展示している水族館が少ないので、しながわ水族館を訪れた際は是非観察してみてください!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。