今回紹介するのはトラのような模様をしているトラウツボについてです!
多くの水族館で展示されているウツボで、幼魚は観賞魚としても人気があるみたいです!
トラウツボについて!
トラウツボは最大で約80cmにまで成長する中型のウツボの仲間です。
和名の由来はそのまま、模様がトラのように見えることから来ています。
身体中に白い斑点がはいっているのも特徴です。
(上野動物園で撮影したスマトラトラ)
身体に入っている縞々模様は少し似ているかも知れませんね!
そして、トラウツボの特徴は目の上にある2つの突起です!
この部分で他のウツボと見分けることができます。
また、口の部分が湾曲しており口が綺麗に閉じることができないようです…
鋭い歯が見えているので迫力がありますよね!
上の画像はトラウツボの尻尾の部分とオニダルマオコゼさんです。
尻尾の部分にまで、縞々模様が入っています。
他のウツボと比べると体の部分がスリムな感じもします。
和名 | トラウツボ |
---|---|
学名 | Muraena pardalis |
英名 | Dragon moray |
目 | ウナギ目(Anguilliformes) |
科 | ウツボ科(Muraenidae) |
属 | トラウツボ属(Muraena) |
分布 |
インド洋~太平洋 |
生息環境 | サンゴ礁・岩礁地帯 |
トラウツボは英名がDragon morayというファンタジー感あふれる名前で呼ばれています!
和名のトラウツボもカッコイイですが、ドラゴンには敵いませんね!
2本の角があるからドラゴンという事でしょうか…? 日本だと鬼ですが、英語圏では鬼は通じないでしょうし…
25cmくらいのトラウツボも採れた。幼魚は顔小さくて可愛い pic.twitter.com/d8jTeRsZoW
— Satoshi (@Chromis_sp) 2018年12月21日
幼魚は綺麗な体色をしており、観賞魚として国内外で人気があるみたいです!(小さくても歯は鋭いので怖いですが…)
トラウツボを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
トラウツボはJAZA加入の施設のうち31カ所もの施設で展示されています。
サンピアザ水族館 | 男鹿水族館 | 足立区生物園 |
大洗水族館 | サンシャイン水族館 | 葛西臨海水族園 |
アクアパーク品川 | すみだ水族館 | 新潟市水族館 |
寺泊水族博物館 | 三津シーパラダイス | 下田海中水族館 |
東海大海洋博物館 | のとじま水族館 | 越前松島水族館 |
南知多ビーチランド | 碧南水族館 | 名古屋港水族館 |
鳥羽水族館 | 志摩マリンランド | 串本海中公園 |
須磨水族園 | 城崎マリンワールド | 姫路水族館 |
玉野海洋博物館 | 桂浜水族館 | 宮島水族館 |
海の中道水族館 | ペンギン水族館 | 大分マリーンパレス |
かごしま水族館 |
トラウツボだけなら小さな水槽でも展示できるので、色々な施設で展示しやすいのかもしれません。
トラウツボとすみだ水族館
すみだ水族館では、アクアラボの水槽に展示されています。
岩が設置されている水槽にオニダルマオコゼと一緒に展示されています。
小さな水槽なので観察はしやすいですが、水槽自体が暗い&ライトアップされているため本来の色とは違う色になるのは残念です。
口を開けて固まってくれていたので写真は撮りやすかったです!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。