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ハタタテダイとツノダシの見分け方! ハタタテダイ属同士の見分け方も!

今回は見た目が似ているツノダシとハタタテダイの見分け方と、ハタタテダイ属の種類の見分け方を紹介していきます!

見分けが難しい種類もいますが、ポイントさえ押さえれば割と見分けることができるようになると思います!

ツノダシとハタタテダイの見分け方

ツノダシとハタタテダイは見ており、ぱっと見では間違えてしまうこともあります!

しかし、見分け方さえ覚えておけば簡単に見分けることができます! 

上の画像がハタタテダイとツノダシです!

どっちがどっちか見分けられますか??

答えは、左側がツノダシで右側がハタタテダイです!

簡単に見分けられるポイントは2つあります。

①ツノダシは口の上にオレンジ色の模様があるが、ハタタテダイはない。

②ツノダシは尻尾が黒で、ハタタテダイは黄色。

この2つの特徴を覚えておけば簡単に見分けられます!

この2種は分類上そんなに近くもないので見分けやすいかもしれません!(比較してみてみると形も違いますね!)

次からはスズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属同士の見た目も似た種類達を見分ける方法を紹介します!

ハタタテダイ族の見分け方について!

ハタタテダイ属の種類のうち、今回は手元に写真がある

・ハタタテダイ

・ムレハタタテダイ

・シマハタタテダイ

・オニハタタテダイ

の4種類を比較・紹介していきます!

この4匹です!

この見にくい写真で見分けられる方はプロですね!

(左側からムレハタタテダイ、ハタタテダイ、オニハタタテダイ、シマハタタテダイです。)

シマハタタテとハタタテダイの比較!

手始めに割と見分けやすい種類である、ハタタテダイとシマハタタテダイの見分け方を紹介していきます!

左側がシマハタタテダイデで右側がハタタテダイになります!

この2種は見分け方が簡単で、2箇所の見分けポイントを紹介します。

①目元に入る黒色のラインが目元で止まっているのがハタタテダイ、下までラインが入っているがシマハタタテダイです。

②最後の黒い帯と尾鰭の黄色との間に白が見えるのがハタタテダイ、見えないのがシマハタタテダイです。

目元を見るのが簡単に見分けられると思います!

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後ろ姿でも、最後の黒のラインと尾鰭の黄色との間に白があるので、ハタタテダイです!

目元も目の部分で止まっているのが分かると思います!

シマハタタテダイとオニハタタテダイ

続いて、シマハタタテダイとオニハタタテダイについて比較していきます。

この2種は中々見分けるのが難しいですが、見分けポイントを1つ紹介していきます!

①オニハタタテダイの目元に入っている黒のラインが背鰭のヒラヒラまで入っていますが、シマハタタテダイは真っ直ぐ上にラインが入っています!

目元の黒いラインの幅が広くなっているのが、オニハタタテダイで細いのがシマハタタテダイです!

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こっちがオニハタタテダイです! 

黒のラインが背鰭に向かって斜めに入っているのが分かると思います。

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オニハタタテダイの方が頭の突起がボコッとしていますが、泳いでいる特に確認するのは意外と難しいかもしれません…

オニハタタテダイの鬼は、この頭の2本の突起が由来となっています。

ハタタテダイとムレハタタテダイ

最後は最高難易度のムレハタタテダイとハタタテダイです!

どっちがどっちだか分かりますか???

一時期は同種として扱われていたほど、似ている種類同士なので見分けるのも難しいです。

名前の通り、ムレハタタテダイは群れを作る事が多く、ハタタテダイは単独orペアで行動している事が多いですが、絶対ではないので判別には使えません…

泳いでいる時に使える見分け方は一つだけだと思います。

一番後方の黒いラインが最長軟条に達しているのが、ムレハタタテダイです!

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上の画像がムレハタタテダイです!!

一番長い部分まで綺麗に黒のラインが入っているのが確認できると思います!

ハタタテダイも拡大してみていきたいと思います!

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こっちがハタタテダイです!

拡大すると画像が粗くなってしまいましたが、最も長く伸びている部分まで黒のラインが入っていないのが分かると思います!!

これが水族館で見分ける際の見分けポイントだと思います!

釣り上げて観察できる場合は、背びれの突起の数でも見分けられますが、泳いでいる時に確認するのは困難です…

 今回はツノダシとハタタテダイ更に、ハタタテダイ属の仲間の見分け方を紹介してみました!

一番多く水族館で展示されているのはハタタテダイですが、ツノダシも多くの水族館で展示されているので、是非観察比較してみてください!


ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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