チョウチョウウオの中でもポピュラーな種類である、トゲチョウチョウウオについて紹介していきます!
トゲチョウチョウウオは多くの水族館やアクアリウムショップで見る事ができます!
トゲチョウチョウウオについて!
THE・チョウチョウウオという見た目をしたチョウチョウウオで、一般の人にとってはチョウチョウウオと言うとトゲチョウチョウウオを想像される方が多いかもしれません。
似ている種類も多いですが、特徴を捉えると簡単に見分けることができます!
トゲチョウチョウウオはチョウチョウウオ科の中でも生息範囲が広く、地域差が大きく表れる種類です。
トゲチョウチョウウオの和名は、背びれの後方に伸びる糸のような部分が由来となっています。(この長さは個体差が大きく、全くない個体もいるようです。)
幼魚の頃は背びれがトゲトゲしています。この子は背びれ後ろのヒラヒラがありません。
サイズももちろんですが、身体短く幼い感じがしますね!
トゲチョウチョウウオは最大で20cmほどになります。
和名 | トゲチョウチョウウオ |
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学名 | Chaetodon auriga |
英名 | Threadfin butterflyfish. |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | チョウチョウウオ科(Chaetodontidae) |
属 | チョウチョウウオ属(Chaetodon) |
分布 | 紅海、太平洋、インド洋まで広く生息
日本では茨城以南の太平洋(繁殖は九州以南?) |
生息環境 | サンゴ礁 |
トゲチョウチョウウオを見る事ができる水族館
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2019年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
トゲチョウチョウウオはJAZA加入57施設(水族館)のうち、34カ所の施設で飼育されているチョウチョウウオの中でも展示カ所が多い種類になります。
淡水専門の水族館もある中で約6割もの水族館で飼育されているのは凄いですよね!
上のリンクからトゲチョウチョウウオと入力して検索するとトゲチョウチョウウオを飼育している施設を調べることができます。
都内では
・サンシャイン水族館
・葛西臨海水族園
・しながわ水族館
・アクアパーク品川
と、すみだ水族館以外の全ての水族館で見ることができます。
入手・飼育も簡単で色も映えるので水族館でも人気の種類になります!
葛西臨海水族園
葛西臨海水族園でトゲチョウチョウウオを展示している水槽は2つあり
①世界の海エリアのグレートバリアリーフ水槽
②東京の海エリアの小笠原諸島水槽②
の2つの水槽に展示されています。
①の水槽の方がトゲチョウチョウウオの大型個体・他の綺麗なチョウチョウウオ等が展示されており、迫力があるのでオススメです!
葛西臨海水族園でグレートバリアリーフ水槽で、真ん中付近の目元が黒いチョウチョウウオがトゲチョウチョウウオです。(ハシナガチョウチョウウオ(左)とレインフォーズバタフライフィッシュ(右)が展示されています。)
こうやってみると綺麗で迫力があります!! 葛西臨海水族園の中でもオススメな水槽なので訪れた際には是非観察してみてください!
色んな水族館で見ることができるトゲチョウチョウウオですが、トゲの個体差があったりするので、じっくり観察してみてください!
見た目が似ているフウライチョウチョウウオと見比べてみても面白いかもしれません!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。