水族館甲殻類図鑑
ダウリアチョウザメは尖った吻を持つチョウザメの仲間で、以前は北海道のいくつかの河川にも遡上していました。 北海道や東北で混獲される事があります。 ダウリアチョウザメについて! ダウリアチョウザメを展示している施設! ダウリアチョウザメと小樽水…
ハオコゼは10cm程度の小型の魚で、背鰭の棘に毒を持つことで知られています。 藻場や岩礁、波止場など身近な環境に生息しており、釣りの外道として釣られる事があるため注意が必要です。 ハオコゼについて! ハオコゼを展示している施設! ハオコゼとしなが…
ヒラツメガニはワタリガニとしてはやや小型の種類で、食用として利用されています。 地元で消費される事多いためか、地方名が多い種類で「エッチガニ」、「マルガニ」、「ヘラガニ」などと呼ばれることがあります。 ヒラツメガニについて! ヒラツメガニを展…
ユビワサンゴヤドカリは黒色の脚に青色の縞模様がある特徴的な見た目をしているヤドカリで、観賞用としても人気の高い種類です。 観賞用として多く流通しています。 ユビワサンゴヤドカリについて! ユビワサンゴヤドカリを展示している施設! ユビワサンゴ…
ガザミは食用として重要な種類で、「ワタリガニ」という名称でスーパー等にも並んでいます。 国内での漁獲量が減少した事で、国外からの輸入も行われています。 ガザミについて! ガザミを展示している施設! ガザミと市立室蘭水族館 ガザミを展示している施…
ノコギリガザミはマングローブ林の泥地で多く見られるガザミの仲間で、地域によっては「ドウマンガニ」、「エガニ」などと呼ばれています。 日本ではアミメノコギリガザミ(Scylla serrata)、アカテノコギリガザミ(Scylla olivacea)、トゲノコギリガザミ(Scyl…
マロンは淡水に生息するザリガニとしては世界で3番目に大きく成長するザリガニで、食用としても利用されています。 日本では2020年に特定外来生物に指定されています。 マロンについて! マロンを展示している施設! マロンと鳥羽水族館 マロンについて! マ…
イバラモエビは山陰沖~北海道の水深180~300mの深海で見られるエビで、食用として利用されています。 「オニエビ」や「イバラエビ」という名称で流通することが多いです。 イバラモエビについて! イバラモエビを展示している施設! イバラモエビと登別ニク…
イシダタミヤドカリは岩礁・サンゴ礁で見られる大型のヤドカリの仲間で、大型の個体はサザエなど大きな貝殻を利用します。 個体によっては宿貝にイソギンチャクを付着させている事があります。 イシダタミヤドカリについて! イシダタミヤドカリを展示してい…
テナガオオホモラは名前の通り、ホモラの中でも長い脚を持っている種類です。 他の多くのホモラ科のカニと同じように水深の深い環境に生息しています。 テナガオオホモラについて! テナガオオホモラを展示している施設! テナガオオホモラと鴨川シーワール…
ヤドカリの中には自分が入っている貝殻にイソギンチャクを付着させる種類がいますが、ジンゴロウヤドカリも自分の宿貝にイソギンチャクを付着させるヤドカリです。 変わった生態からイソギンチャクが付着した個体が観賞用に流通することがあります。 ジンゴ…
ミズヒキガニは小さな甲羅と長い脚が特徴のカニで、深海に生息しています。 深海に生息している事もあり、詳しい生態は分かっていない部分が多いです。 ミズヒキガニについて! ミズヒキガニを展示している施設! ミズヒキガニと沼津深海水族館 ミズヒキガニ…
シラタエビは国内では函館~九州の汽水域に生息しており、熱を入れても赤色になりません。 有明海周辺など一部地域ではかき揚げなどで調理し、食用として利用されています。 シラタエビについて! シラタエビを展示している施設! シラタエビとマリンワール…
スジエビは体側に入っている黒色の縞模様が名前の由来となっているエビの仲間です。 日本に生息しているスジエビの仲間の中では珍しく淡水に生息している種類です。 スジエビについて! スジエビを展示している施設! スジエビと東山動物園 スジエビを展示し…
フリソデエビは派手な見た目をしたエビの仲間で、観賞魚として飼育されることもあります。 インド洋~西部太平洋、東部太平洋に生息する個体で別種に分ける場合もあります。 フリソデエビについて! フリソデエビを展示している施設! フリソデエビと登別ニ…
イガグリガニはイガグリのような丸い体型に棘が生えた見た目をした深海に生息するタラバガニの仲間で、変わった見た目から水族館で展示されることも多いです。 食用としても利用されていますが、漁獲量が少なく産地で消費されることがほとんどです。 イガグ…
タラバガニはカニという名前が付いていますが、ヤドカリ下目に分類されるヤドカリの仲間です。 味が良く大型に成長する事から英語では「king crab」や「red king crab」などと呼ばれています。 食用として利用されており、高値で取引されています。(日本では…
ハナサキガニは食用として利用される事がある、ヤドカリの仲間です。(カニ下目ではなく、ヤドカリ下目に分類されています。) 2021年1月時点では小樽水族館でのみ展示されています。 ハナサキガニについて! ハナサキガニを展示している施設! ハナサキガニと…
トヤマエビは日本海~ベーリング海に生息するタラバエビの仲間で、一般的にはボタンエビという名称で流通しています。(和名がボタンエビという種類が別におり、そちらは本ボタンエビなどと呼ばれて区別されることがあります。) 美味で高値で取引されており、…
ボタンエビはエビの中でも高価な種類で、他のタラバエビの仲間(トヤマエビなど)もボタンエビという名称で流通しますが、本種は「本ボタンエビ」という名称で区別されて流通しています。 ボタンエビの名称で流通することがあるトヤマエビが日本海側で見られる…
ホッカイエビは食用として利用されており、「ホッカイシマエビ」または「シマエビ」という名称で流通しています。 日本では主に北海道で漁獲されています。 ホッカイエビについて! ホッカイエビを展示している施設! ホッカイエビと小樽水族館 ホッカイエビ…
セミエビは高級食材として流通しているエビの仲間で、四国・九州、琉球列島などで多く見られます。 高値で取引されている事から、スーパーなどに並ぶことはなく、高級料亭などで利用されています。 セミエビについて! セミエビを展示している施設! セミエ…
ゾウリエビは15cm程度のセミエビと比較すると小型のセミエビの仲間で、イセエビ漁などで漁獲されたものが食用として利用されています。 変わった見た目から展示施設も多い種類です。 ゾウリエビについて! ゾウリエビを展示している施設! ゾウリエビと名古…
ヒメセミエビはセミエビよりも小型のセミエビの仲間で、観賞用に飼育されることもあります。 ヒメセミエビについて! ヒメセミエビを展示している施設! ヒメセミエビと東海大海洋博物館 ヒメセミエビを展示している施設の一覧 ヒメセミエビについて! ヒメ…
ハクセンシオマネキは日本で最も一般的なシオマネキの仲間で、干潟や河口域の満潮時に水没せず、干潮時に乾燥しないような砂底、転石の環境で見られます。 ハクセンシオマネキについて! ハクセンシオマネキを展示している施設! ハクセンシオマネキと小樽水…
ベニシオマネキは明るい赤色が特徴のシオマネキの仲間で、観賞用に飼育されることもあります。 2016年まではシオマネキ属に分類されていましたが、2016年にParaleptuca属に分類されました。 ベニシオマネキについて! ベニシオマネキを展示している施設! ベ…
コブセミエビはセミエビと比べてコブが顕著な事が名前の由来となっており、セミエビよりも大型に成長します。 食用として利用されていますが、漁獲量は少なく、非常に高値で取引されています。 コブセミエビについて! コブセミエビを展示している施設! コ…
スザクサラサエビは赤色の体色に白色のライン入ったサラサエビの仲間で、観賞魚として流通しています。 アクアリウムショップでは一般的に「キャメルシュリンプ」という名称で流通しています。 スザクサラサエビについて! スザクサラサエビを展示している施…
ショウグンエビはザリガニのようなシルエットをしたエビの仲間で、全身に毛が密生しているのが特徴です。 流通量は少ないですが、観賞用に飼育されることもあります。 ショウグンエビについて! ショウグンエビを展示している施設! ショウグンエビと沼津深…
シオマネキは日本で見られるシオマネキの仲間としては最大種で、静岡以西の本州、四国、九州の干潟で見られます。 有明地方では他の干潟に生息するカニと一緒に「がん漬け」という郷土料理の原料として利用されています。 シオマネキについて! シオマネキを…